試験の点数を上げるために欠かせないのは復習だ。復習をする子は試験の成績がよくなるが、復習しない子は成績が落ちていくことが多い。塾では新しいことをどんどん教えてくれるから、子供も興味を持って勉強する。子供というのは、放っておくと先に先に進みたがるものだ。それはそれでいいことなのだが、残念ながら、前に習ったことの復習を怠る場合が多い。試験の成績を左右するのは、どれだけ勉強したかではなく、どれだけ頭のなかに残っているかということ。つまり、試験の点数に直結するのは復習なのだ。点数を上げるためには、復習の時間を多めに取るようにさせよう。たとえば、翌朝起きて20分復習するだけでも、前日の勉強の定着度はものすごく高まる。朝少し早めに起こして、前日の復習をさせるというのもよい方法だ。朝、学校へ行く前に百マス計算を一つずつさせるというのもいいだろう。百マス計算というのは、縦10×横10のマス目をつくり、縦と枇にそれぞれ0から9までの数字をランダムに書いておき、順番に足し算、掛け算などを計算させるものだ。
転塾のリスクは未習得部分が生じることですから、これは転塾時期の調整である程度は軽減できます。具体的には次の三つが転塾に最適な時期といえるでしょう。転塾に最適な時期・五年生学年末(五年生一月末)・六年生一学期末(六年生七月下旬)・六年生夏休み末(六年生八月末)。これらは一般に学習単元の区切れ目にあたるので、転塾のリスクは最小限に押さえられます。しかしこの時期まで待てない場合は通塾先と転塾先の授業予定表を入手し、算数と理科(の計算分野)になるべく未習得部分が生じない時期を探ってください。ただし、六年生の夏休み末が最後の転塾時期です。これ以降は直前対策期に突入するため、通塾先に不安や不満があっても入試終了まで転塾すべきではありません。また常識的な塾であればこの時期からの新入塾生は受け入れないと思います。
現在、技術が進歩し高度化し、同時に情報化してTITも普及しています。おのずと教育の使命として、身につけるべきものが日々増加するはずです。従来は教育期間を長くすることでこれに対応してきました。現在、義務教育は九年ですが、高校進学率が九七パーセントを超え、実質二一年になっているといってよいでしょう。さらに大学進学率が五〇パーセントに迫りはじめて、二八年組が社会の主流になりつつあります。さらに必要な知識が増えた場合には、どう対応すべきなのでしょうか。現実的な対応とされているのは、大学院への進学率を増やすことです。大学院への進学率(博士課程)は現在、約三パーセントです。これが二、三〇パーセントになり、大学へは七、八〇パーセントになるというカタチで、教育年限を伸ばすわけです。別の見方をすると、こうした教育政策が進められると、教育の機会を失った人びとに企業も世の中も冷たくなります。
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