年齢とともに、こめかみの部分の毛が少なくなり、地肌がみえてくることがあります。患者さんの髪を注意してみていて、髪の洗いすぎ、頻繁な毛染め、いつも髪を強く引っぱって結っている人は、特に髪の毛が細く、薄くなる傾向があると実感しています。このような症状には、植毛が効果的です。植毛は後頭部の毛の多い部分から皮膚ごと髪の毛をとり、田植え用の苗のように一本一本株分けして特殊な針で植毛します。ほとんど90%以上が生着して、毛が確実に濃くなります。毛を採取した後頭部は、縫ってしまうので、目立つ傷やはげは残りません。手間がかかる治療ですが、ふつうは外来通院で手術可能です。眉毛などにも植毛は可能です。自分の髪の毛を多いところから少ないところへ移植する技術は、韓国のCHO先生が開発し、世界中にひろがりました。非常に生着率がよく、問題となるトラブルもほとんどなく、高い満足度の得られる治療です。株分けの作業が、非常に手問と熟練した人手が必要なため、1本植えるごとに約2000円かかり、こめかみの薄いのを治す程度でも、両側で400本から800本ぐらいの植毛が必要なので、費用が高くつくのが欠点です。
お湯のなかで腹筋を意識して力を入れては抜く、という動作を繰り返すと、おなかまわりのシェイプに効果的。続いて、ふくらはぎと足首を引き締めましょう。湯船につかりながら、ひざを軽く曲げ、かかとを浴槽の底から少し浮かせます。そしてそのまま、足首を反らせて10秒キープ。今度は、上に曲げて10秒キープ。これを10回ほど。下腹部の気になる皮下脂肪も、毎日少しずつ攻撃して、消えていってもらいます。浴槽の底に両手をついて全身を支えたら、ひざから下を水面に出し、その位置から太ももへとゆっくりと引き寄せて5秒間キープ。また水面の位置でゆっくり戻していきます。これも10回。そして、湯船にはダイエット効果のあるエッセンシャル・オイルを数滴落とし、よくかくはんしてから入ることもポイントです。
ピロリ菌には、胃液に含まれる尿素からアルカリ性のアンモニアをつくりだし、胃酸を中和させるはたらきがある。そのアンモニアを防壁にして住みつくからだ。このときできるアンモニアが、胃の粘膜を傷つける。また、ピロリ菌自体が出す毒素や、ピロリ菌を排除しようとする免疫機能のはたらきが、胃にできた炎症を悪化させる。ピロリ菌が、胃炎や胃かいようを引き起こすのはこうしたメカニズムによるものだ。このピロリ菌は免疫にも強く、一度感染すると自然消滅することはない。つまり、その人は一生涯胃の中にピロリ菌を持ち続けることになる。いまのところ感染ルートははっきりしていないが、口を通して感染する見方が強い。ただ、唾液中には発見されないため、水や便を介在して感染するのではないかと考えられている。衛生環境のよくない海外で感染する可能性が高いようだ。ちなみに、日本人は二人に一人がこのピロリ菌を持っているといわれる。とくに四十歳以上の人に多く見られるが、これは戦前、戦中、戦後の日本の衛生環境の悪さと関係している。阪神・淡路大震災のときにも胃かいようになる人が多かったが、調べてみると、そのほとんどがピロリ菌に感染していた。
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