老人が元気に長生きできる土壌が、沖縄にはまだまだある。九州大学出版会の『長寿の要因』には、沖縄本島北部・今帰仁村在住の65歳以上の老婦人398名を対象とした調査結果が発表されている。高齢期のライフスタイルと健康度との関連性をみたものだ。1997年の調査によると、「家事や畑仕事などなにか仕事を行っている」と答えた婦人は約96%、「近所づきあいをする」が約89%、「自治体の催しや行事に参加する」が約63%だった。ナルホドとうなずける結果。日常的なストレスがまったくないのも痴ほうの原因となるらしいから、隠居せず、生涯現役がポイントということだろう。同調査によると、「ものごとを明るく考えるようにしている」が約89%、「いらいらしないようにしている」約88%、「くよくよしないようにしている」が約79%だった。戦中、戦後を生き抜いてきたオバア達の人生哲学が垣間見えるような結果だ。
北欧を旅する場合のポイントは、豊かな大自然と人間との共存生活が生み出す「北国の美しさ」を深く味わうことだ。フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークの北欧4国は、家具、事務用品、ガラス製品、陶器、ニットといった分野での優れたデザイン感覚で知られている。また最近ではスウェーデン・ポップスや北欧ロックが日本でも人気を集め、クラシックでもシベリウスやグリーグなど、郷土を代表する作曲家の曲が、北欧のコンサートホールでは極めて高い水準で演奏されている。自然環境の悪化が深刻化するなか、まだ手つかずの自然と人間たちが共存しながら生きている北欧を訪れることは、文明生活で疲れた身体や心を癒すのには最高だ。冬の厳しさ、物価の高さなど、旅行には不向きな点もあるが、それを補ってもあまりある“素朴で、無駄のない美しさ”が体験できるだろう。北欧はコペンハーゲン、ヘルシンキ、オスロ、ストックホルムという大都市を歩くのもいいが、やはりそこから一歩奥に入りたい。そしてスケールの大きな大自然に触れた後、再び大都市に帰ってきて、サウナやスピリッツで、身体を温める。そうして大自然と文明生活の両方の良さを知ることで、北欧の暮らしが分かるからだ。
仏教国やイスラム圏、ヒンドゥー圏では、地元の女性の普通の感覚では考えられない行為。ビルマ(ミャンマー)の山岳地域などでは家で飲む習慣はあっても、外で酒を飲むことはありえない。地元の人と一緒にいるときに飲む場合、外国人だからと黙認はしてくれるが、男性の好奇の目やおばちゃん連中のトゲのある視線が痛いぞ。勧められても、遠慮したい。そんな地域で飲むなら、地元の人の目が届かぬ外国人向けのバーで飲もう。もしくは、こっそり酒を購入して、星や夜景を見ながら部屋のバルコニーでゆっくりと。かっこいいではないか、大勢で酔って騒ぐ酒ではなく、自分に酔う酒。気をつけたいのは飲んだあとの始末。瓶を散乱させたまま翌日出かけたならば、部屋を掃除に来る人は驚く。家族経営の宿ならば、「まあっ、あの日本人娘ははしたない!」と思われ、態度に異変が起きる可能性もあり。ゴミ箱の中身だって相手はちゃんとチェックしている。外出する際に持って出て、外で始末しよう。
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